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ノート07-141

【ササユハナ】 「ササユ」は大辞林に「巫女が口寄せをする際、熱湯に笹の葉を浸して自分の身にふりかけ祈祷すること」、「ユハナ(湯花)」は湯玉ともいい、「珠となって飛び散る熱湯」とある。このことから「湯立て」とした。
【カンクラノトノ】 「カンクラ」(神座)は神の降りてくる依代。「トノ」(殿)は神座をしつらえた場所。ここではアマテルカミが岩室から出てきたときに迎える場所。「カンクラ」について、わたしが知る限りでは、吾郷清彦氏の「神座」以外は和仁估を初め、みな「神楽」となっている。ここで踊っているのは「ナガサキ」、本文174では「ミチスケの歌」で、これを神楽というのだろうか。13綾本文161にも「カンクラオ モウセハヲトケ ヒトナルゾ」と出てくるが、「神楽」とするのはいささか唐突な感じがする。40綾本文360に「カシマカグラ」について、昔サルタヒコがキミに見せたものが「カグラシシ」として伝わったと書かれ、「神楽」は「カグラ」と書かれている。書かれた時代が違うので断定はできないが、これらを考慮すれば「カンクラ」を「神楽」とすることは疑問に思う。