【カラシムシ】
このあとに「ホメハウマキニ」とあることから、カラシとカラムシを重ねて書いてあると判断して解釈した。辛子は香辛料を表していると思われる。中世ヨーロッパでは、胡椒と金銀が同重量で交換されたとも言われるほどの貴重品だった。おそらくここでも香辛料は貴重品だったのではないか。カラムシはイラクサ科の多年草。茎の繊維を織物にした。古代の一般的な織物とも考えられるが、糸の紡ぎ方によっては現代に通用する上等な織物ができるようである。葛や楮(コウゾ)、科(シナ)などの繊維より上等なのかは定かでないが、カラムシはかなり細い糸が採れたようで、そのような織物は贅沢だったのかもしれない。
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