【ニワニスムツル・・・ハオハムヨロノ】
唐突に出てきたこの3行をどのように解釈したらよいのだろうか。私は亀卜(カメウラ)の話の前置きと考えた。「ニワ」は「田畑」。鶴は雑食性で穀類や野菜なども食べる。水で濯ぐということも、鷺が泥で汚れた獲物を水に付けて泥を落としているのを見たことがあるので、鶴でもあり得ることと思う。ただ、野草と思われる千代見草の根を洗うようなことをするとは考え難い。亀も雑食性だが、ハオナという植物性の物を食べるかどうかは分からない。「鶴は千年、亀は万年」の考え方がこの時代からあったようで、このような、「縁起物」の亀で占い、民の生活に心を砕くニニキネにつなげたのではないだろうか。
深読みをすると、次のようにも解釈できるのではないかと思う。
「ニワ」をこの辺りの農村とし、「ツル」は長寿の人、「イケノカメ」はさらに長生きの人として、「辺りに住んでいる長寿の人は千代見草を水で濯いでその根を食べ、更に長生きの人はハオ菜を食べている」。
深読みをすると、次のようにも解釈できるのではないかと思う。
「ニワ」をこの辺りの農村とし、「ツル」は長寿の人、「イケノカメ」はさらに長生きの人として、「辺りに住んでいる長寿の人は千代見草を水で濯いでその根を食べ、更に長生きの人はハオ菜を食べている」。