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ノート31-217

【ヒコユキ】 旧辞本紀にウマシマチの子として出てくる。七家の「シルシフミ(家伝書)」のうち、大物主系のホツマツタヱには、「ヒコユキ」という名前はここだけに見られ、その出自は分からない。物部系の旧辞本紀には「宇摩志麻治命の児彦湯支命を食國政を申す大夫と為す」とあり、「ヒコユキ」がウマシマチの子であることが分かる。このように家系によって人物の扱いに軽重があるということは、これらがその時代からそれぞれの家系で伝えられてきたものであるということを示していると言えないだろうか。
【マツリノヲミノ スケトナス】 これまでに「スケキサキ」として「スケ」は出てきたが、臣の「スケ」は初出。律令制になってからは四等官の第2位ということで、官によっていろいろな漢字が充てられているが、まだ律令制になる前なので「輔」とか「次官」などとは書けない。第2位の立場であることは間違いないと思うが、ここではそういう役割として「補佐」とした。