【アメノメグリノ ミムソヰヱ】ここからのワカ姫の話の内容が難解。まず、「ミムソヰヱ」は365日だが、これは暦の日数を言っているのではない。この時代の暦は、「モチ(望・15日)」「ユミハリ(弓張・7日、23日)」などと表現されているので、月の巡り、いわゆる太陰暦が使われていたと考えられる。ちなみに一日は「ハツ、ハツヒ、ツイタチ」などと書かれている。「ツイタチ」は「月立ち」と辞書にはあるが、わたしは「月断ち」の方が新月の日を表現するにはふさわしいと思う。「ミムソヰヱ」は暦とは別の、太陽の巡り(地球の公転周期)のことで、それは四季を表し、かつ上中下旬の三つに分けて農作業などの目安などに使われたと思われ、暦の日数ではないだろう。以降の説明でその一つ(今の一か月)を「季旬」と表すことにする。この時代でも太陽の巡りの日数が日の出の位置などから分かっていたとしても不思議ではない。
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