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ノート29-228

【ネンゴロオシル ニギハヤヒ】 「ネンゴロ」は「親しいさま、心のこもっているさま」のような用法が多いが、広辞苑に「念入りにするさま、詳細」ともある。ここでは、自分が正統だという証拠があると思っていたが、タケヒトにも同じように証拠があるということを目の当たりにして、「ニギハヤヒ」が事の詳細を悟ったのだと考えた。そうすると、ここにはいない「ニギハヤヒ」が事の詳細を悟ることになってしまうので、ウマシマチは親の「ニギハヤヒ」の名を継いでいると解釈した。資料として信憑性に欠くところはあるが、物部系の先代旧事本紀巻第五に、ニギハヤヒはウマシマチが生まれるのと前後して亡くなったように書かれている。