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ノート30-142

【カモオウツサセ ミヲヤカミ マツルハリハラ トリミヤマ】 奈良県桜井市の鳥見山西麓の「等彌(トミ)神社」の祭神は、上社(上津尾社)に天照皇大神(大日孁貴尊)下社(下津尾社)の八幡社に磐余明神(神武天皇)と品陀和気命(応神天皇)、春日社に高皇産霊神と天児屋根命がまつられている。別資料では、上ツ尾神社に大日孁貴命(オオヒルメムチ)、下ツ尾神社に誉田別命(ホムタワケ・八幡大神)・春日神が祭られていると伝えられている。また、日本書紀には鳥見山に神武天皇が皇祖神(イサナギ、天照大神、アメノオシホミミ、ニニギ、ホオリ、ウガヤフキアエズ)を祀った場所と伝えられている 。これを元に考えると、27綾解釈ノート377でふれたように、カモ(賀茂御祖、ウガヤフキアワセズ)は祭られていた下賀茂神社より鳥見山の等彌神社に遷されたと考えられる。そうすると「賀茂御祖神社」にウガヤフキアワセズがいないことも納得できる。憶測の域を出ないが、等彌神社は後に天照大神をはじめとする皇祖神と言われる神々を祭り、その代表格の「大日孁貴命」(天照大神)が主祭神となったのではないかとも考えられる。