【ヤヤイヅオソレ】
極めて大事で本来そばに置きたいはずの二神を別々の所に遷すというのは、単に「もったいなくも畏れ多い」というような「オソレ」ではない。オオクニタマを恐れたのは、32綾で、父親のワカヤマトアメノスヘラギ(開化天皇)が、その親の妃のイカシコ姫を后としたことで、オオクニタマ(クシヒコ)の血を引くオオミケヌシに「ワガミヲヤカミ ハナレンヤ ケガレハマズ」と責められたことが根底にあるのではないか。また、28綾本文179でクシヒコに矛を授けたアマテルカミの言葉の「ミチオトロハバ マタイデテ ヲコサンタメヤ」というその「ミチ」を、親が外したことで子の自分に祟りが及ぶのではないかと、そばにおけないほどに恐れたのであろう。
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