【モモソヒメ】
32綾本文021の、オオヤマトフトニ(孝霊天皇)とヤマトクニカ姫の間の生まれた三つ子の一人「ヤマトモモソ姫」と、この綾の「モモソ姫」は同一人物だろうか。日本書紀では孝霊天皇の姫もこの綾の姫も「倭迹迹日百襲姫命(ヤマトトトヒモモソヒメ)」となっていて、岩波文庫版の解説では同一人物とされている。同一人物だとすると、3代下った君の前に現れた「モモソ姫」は何歳ぐらいであろうか。私が計算したところによると、20歳程度で次の代が即位すると考え、単純計算ではあるが姫は60歳位ということになる。さて、この「モモソ姫」は34綾本文052で「オホモノヌシノツマ」すなわち巫女となる。そこで34綾解釈ノート052に書いたような男女の問題があったと考える。巫女は通常未婚の少女がなるようで、どう考えてもこの時代の60歳に近い女性の話とは思えない。ということで、ホツマツタヱに出てくる「ヤマトモモソ姫」と「モモソ姫」とは別人であると考える。
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