ノート14-174 【サクラノババ】 「桜」と訳したいところだが、意味の通じる訳にならない。やや無理があるかもしれないが、私は次のように解釈してみた。「サ」は若いとか早い、みずみずしいを意味する接頭語として残っている「サ」とし、「クラ」は「座(くら・苗床の異称)」(広辞苑)の訳をとり、赤子が今にも生まれてくる状態を言っていると捉えた。「ババ」は他の写本には「ハハ」ともあることから、その母とした。