【カザリカケ】
「カザリ」は「ヘグヰ」の項にあるように、関西で綜絖のことを言ったとあるが、昭和初期のことで、この時代には「ヘ」も「カザリ」も綜絖を言ったものと思われる。その理由は本文175に綾織や錦織の織り方として、「ヘカザリオ カケテヨツムツ フミワケル」とあることによる。無地の織物では綜絖は2枚で済むが、模様をつけるには必要に応じて綜絖を増やすので、踏木(ペダル)がその数だけ多くなる。ここでは4~6本の踏木を踏み分けている。このことから基本の2枚を「ヘ」、模様に必要な方を「カザリ」と言ったと解釈した。「カケ」は取り付けるというような意味で、模様の綜絖からの紐も踏木に取り付けるということか。
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