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00-092 ホツマフミカナ      
ホツマフミなのです」
マキムキノ ヒシロノミヨニ
纏向の日代の御代に
【マキムキノヒシロノミヨ】ヤマトオシロワケタリヒコの御代。
00-094 ミカサトミ イセノカンヲミ
三笠臣、伊勢の神臣
00-095 ヲヲカシマ フモヨソナトシ
ヲヲカシマが二百四十七歳にして
ササグハナヲシ      
花押しを添えて奉げます。
ハナヲシ

( ※ 花押は千葉富三氏による模写 )

【ハナヲシ】「花押(かおう)」として現代でも著名人などに使われている。(ハンコのようにしてあるものが多いようです。)大辞林には「古文書で、自分の発給したものであることを証明するために書く記号。自署を草書体で書く草名(ソウミョウ)が、さらに図案化したもので、平安中期頃より用いられた。」とあるが、すでにこの時代にホツマ文字による「花押」があった。小笠原長弘筆録と和仁估本の花押の筆跡は違う。それぞれの筆者が書いたものだから当然だが、基本的な形はこの図のようであったと考えてよいだろう。