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【コトワサモセナ】
「コトワサ」は「事業」。行為、しわざ、仕事などの意。訳はアマテルカミの言葉として「実践せよ」と訳した。
【ヨロキミモ ヒトリイノチノ カワリナシ】
「ヨロキミモ」のあとに「タミモ」が省略されていると考える。「ヨロキミ」は「一万歳の君」ということだが、君はいろいろな時に歳が加算され、何万歳にもなり、それが栄誉を表していたようである。「何万歳の君も民も一人ひとりの命は大切だ」とアマテルカミは言っているのではないか。
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等しく大切なものなのである。寿命を全うせずに死ねば
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苦しみ、タマの緒が乱れ
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天に帰ることができない。寿命を全うして
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天に帰る時は、安らかに
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死ぬことができる。これは菊の花が
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十分に咲ききって枯れるときの匂いと同じように、
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人が清らかな食べ物を食べて
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長生きして亡くなる時の匂いも
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菊の花のようなよい香りとなるのである。遺体はただちに
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穢れのない神の姿に戻るのである。穢れた肉を食べた人は臭いので
【アラヒミ】
身を洗う、身を浄めることだが、ここでは禊ぎのことではなく、体の中を浄めるためにススナ、ススシロ、ハシカミなどの「キヨナ」を食べること。
【ウルトナモ ココナヒツキノ ミタネユエ】
「ウル」は日の精気を受けた稲、米。このホツマ文字の「
」は野菜を表す特殊文字。「ココナ」は菊。これらの食べ物は日や月の精気を受けて作られたという考え。
【メノタマ アキラカニ】
目の輝きも増す。すなわち健康になるということ。
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増し、天の神と通じることができる。
【アメノミチ】
ここでは、正しい食事の仕方を説いたアマテルの教え。
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通じることができるのだ。菊を
【メヅム】
文脈から「愛でる」であろうが、「メヅム」ではそのように訳せない。他の写本に「メツル」とあるので、それを手掛かりとした。