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19-190 ウハナクズ ツチヒトヱバハ
ウハナ、クズ、ツチヒト、エバハ、
19-191 マメハゴソ イツヲバシリト
マメハゴがある。イツの神のヲバシリと
19-192 タカコヒネ フタアレカミト
フタアレ神のタカヒコネとを
キサラシヱ マツルノリユミ
二月シヱの日に祭り、その日が乗り弓で弓を射る
【キサラシヱ マツルノリユミ】 「キサラ」は2月。「シヱ」はキアエ暦の7番めの「サシヱ」に始まり12日ごとに回ってくるので、何日と特定できないが、この前の行に「イツヲバシリト タカヒコネ」とあるので、この二人を祭る日ではないか。馬術の神を祭ってから「ノリユミ」(解釈ノート176の「馬弓」のこと)の練習に入ると解釈した。なお、キアヱ暦と干支が同じ巡りになっていて、キアヱ暦の「シヱ」の日は干支の「午」の日になっている。干支は殷の時代に使われ始め、早くから「午」に動物の馬を充てていたということを考えると、「シヱ」の日に馬術の神を祭ったということは十分考えられる。
19-194 ナラフコロカナ      
練習を始める頃である。